お小遣いが少ない時に借入しようと思いますが注意は有りますか

最近の不況で収入が徐々に目減りして、私の小遣いに回ってくる金額もどんどん低くなってしまっています。しかしそうかといってそれまでのお付合いが減る訳でもなく、会社の付合いだけでも、かるく小遣い分を上回ってしまいます。そこで女房に知られない様にカードローンを申込んでこういったお付合いで足りなくなった時には借入で凌ごうと考えています。上手く行くと思うのですが、このような借り入れで注意することはありますか。

お小遣いが少ないので返済できるかどうかが最大の注意点です

ます奥さんに知られない様にカードローンが利用できるかから考えてみましょう。カードローンの申込み自体は問題ありませんが、この申し込みの際に行われる審査では普通在籍確認と言うものが行われます。これもあなたの場合には勤務先に行われますから、奥さんに知られてしまうことはありません。したがって申込時の心配はありません。この後毎月届く利用明細を送らないようにしておけば利用している事はまず分かりませんので、あなたの計画は実施可能です。

ただしだからと言って返済が出来ると言うことにはなりません。特にお小遣いの不足分を借りてお付合いをする時は良いかもしれませんが、翌月には返済が始まります。あなたは翌月のお小遣いから返済が出来るのでしょうか。翌月もお付合いが有った時には同じように借入して対応するのですか。こうやって徐々に借入が膨らんでいけばすぐに利用限度額になってしまいかねません。そもそもお小遣いの中からお付合いと返済をしていくのは無理なのではないでしょうか。

もし仮に借りたとして、返済に行き詰って遅延したとすると、すぐに督促状が送られてきます。毎月の利用明細は来ない様に出来たとしても、督促状は止められません。そうすると自宅に督促状が届いて奥さんにも知られることになってしまいます。しかも返済を行わなければ信用情報に傷が付きかねませんから、その時は奥さんに頼み込んで返済するしかありません。こう考えてくるとお小遣いが少ない中での借入はあまりお勧めすることはできません。

そこであなたの場合は考え方を変えることをお勧めします。まずお付合いの上限を決めます。例えば毎月のお付き合いはお小遣いの半分までと言うように決めるわけです。それを越えるようなお付合いは機械的に断わるようにします。またカードローンを利用するにしてもお小遣いの残った分で返済できることが条件になります。もちろんお小遣いがさらに減るのであれば、それに合わせてお付合いも減らす必要が生じます。要するにそれがあなたの経済力なのです。

そうは言ってもそうそう減らせないと言う事であれば隠してお金を借りるのではなく、一時的にお小遣いを増やしてもらう交渉をするとか、奥さんの了解も取ったうえでカードローンを利用するとか、もう少し夫婦間で話し合って臨機応変に対応してみることを勧めます。内緒にするようなことは決してお勧めはできません。(※どうしても家族に内緒にしたいならアイフルがお薦めですね。)何故お金が必要なのかを説明してそれが理解されれば奥さんも納得するはずですし、納得しない場合にはあなたの話に無理が有ると言うことだと思いましょう。

少ないお小遣いをキャッシングやクレジットカードで克服

今の時代の中高年サラリーマンが若かった古き良き昭和の時代は、日本経済は右肩上がりの好景気でした。今とは全然違いました。その時代の若いサラリーマンの多くは、実は今の中高年サラリーマンよりもお小遣いが多かったのです。改めてその事実について考えると、今のサラリーマンは何だかとても哀れに感じてしまいます。

とにかく、最近のサラリーマンの多くは、自由に使えるお金が慢性的に不足しています。皆、少ないお金を何とか遣り繰りして、苦労しながら生活しているのです。そんなサラリーマンに欠かせないキャッシングやクレジットカードですが、それらも昔に較べると審査が厳しくなったように感じます。

特に2010年に貸金業法や割賦販売法などが改正された後は、カード審査は格段に厳しくなってしまったという実感があります。クレジットカードを使用するキャッシングは、総量規制の対象となります。また、リボ払いの買い物などにも支払可能見込額という規制が課されているので、クレジット会社の審査も厳しくなりました。年収や年間生活維持費、それにクレジット債務等もしっかり調べられ、以前よりも厳しく審査されるようになったのです。

しかし、クレジットカードもキャッシングも、不況の時にこそ重宝するものです。何とかして審査をパスしなければなりませんし、利用限度額も少しでも多くしたいものです。だから、そのためには工夫も必要です。たとえばサラリーマンなら年収は多少低くとも、貯金があれば信用度は高まりますので、それをアピールしてみるのも一つの手段です。また、税務関連の公的証書などで年収の証明を行う場合は、その年の医療費控除などによって見かけ上の年収が低くなっていることもあります。そんな場合は、給与支払い明細を活用するのも有効です。

とにかく、あらゆる手段を使って、少ない小遣いでも何とか生きなければなりません。それは、今の過酷な時代を生きるサラリーマンの嗜みの一つであると言っても過言ではありません。

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